整理解雇

今日の労働裁判例
Case168 代表理事の指示及び決裁に基づき就業規則にない手当や残業代、昇給等を受給していたことを理由とする解雇が無効とされた事案・一般社団法人奈良県猟友会事件・大阪高判令3.6.29労判1263.46

(事案の概要)  経理業務を行っていた原告は、当時の法人代表理事であったAらの指示に基づき、労基法や給与規程とは異なる計算方法により自己の残業代を計算し、Aの決裁を受けてこれを受給していました。また、Aの指示及び決裁に基 […]

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Case158 無期雇用契約から有期雇用契約への労働条件変更に対する労働者の同意は自由な意思に基づくことが必要であるとした事案・社会福祉法人佳徳会事件・熊本地判平30.2.20労判1193.52

(事案の概要)  原告労働者は、NPO法人と無期雇用契約を締結していましたが、NPO法人から被告法人に対する事業移管に伴い、被告法人と雇用契約を締結しました。  原告が被告法人で就労を開始した後に、被告法人は原告に対して […]

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今日の労働裁判例
Case151 就業予定であった新規部署の廃止を理由とした外国人留学生に対する内定取消しが不法行為に該当するとされた事案・エスツー事件・東京地判令3.9.29労判1261.70

(事案の概要) 1 原告Aら15名  外国人留学生であった原告労働者Aら15名は、被告会社の採用面接を受け、勤務場所を本件事業部とし、入社までにITエンジニア関連資格の取得を目指すことを求める旨記載された採用内定通知書を […]

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Case60 施設閉鎖に伴う整理解雇を無効とした事案・ネオユニットほか事件・札幌高判令3.4.28労判1254.28

(事案の概要)  被告会社は、指定就労継続支援A型事業所として運営していた就労継続支援施設(本件施設)を閉鎖し事業を終了することとし、本件施設のスタッフ及び利用者(知的障害または精神障害を有し、本件会社と労働契約を締結し […]

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Case28 コロナによる業務縮小を理由とするバス運転手の整理解雇が無効とされた事案・森山(仮処分)事件・福岡地決令3.3.9労判1244.31

(事案の概要)  コロナ禍での業務縮小を理由としたバス運転手の整理解雇の有効性が争われた事案です。  会社は、主として貸切バス事業を営んでいましたが、新型コロナウイルス感染拡大により、令和2年2月中旬以降貸切バスの運行事 […]

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Case26 無期転換逃れの雇止めを無効とし無期転換を認めた事案・公益財団法人グリーントラストうつのみや事件・宇都宮地判令2.6.10労判1240.83

(事案の概要)  原告は、平成24年11月1日、法人との間で雇用期間を平成25年3月31日までとする非常勤嘱託員の労働契約を締結し、無期転換ルールが施行された平成25年4月1日以降、計5回にわたり、雇用期間を1年とする契 […]

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Case14 高校教員の整理解雇が無効とされた事案・学校法人明浄学院事件・大阪地判令2.3.26労判1246.91

(事案の概要)  私立高校の教員2名に対する整理解雇の有効性が争われた事案です。  原告らに対する整理解雇は、原告ら以外の教員2名が懲戒解雇され、8名が希望退職に応じ、定年退職予定者が1名いる状況で行われました。また、被 […]

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解雇・退職勧奨
整理解雇の4要件=4STEP

1 整理解雇とは  整理解雇とは、経営悪化など、会社等の使用者側に理由がある解雇のことをいいます。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で会社の売上が減少したことなどを理由とする解雇は、整理解雇に当たります。 2 整理解雇の […]

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