精神障害

今日の労働裁判例
Case246 適応障害による休職後トラウマを訴え強く異動を求める職員を漫然と同じ職場で働かせ続けたことが国賠法上違法とされた事案・千代田区事件・東京高判令4.5.20

(事案の概要)  千代田区の福祉職員である原告労働者(男性)は、平成24年4月からA保育園で保育士として勤務するよう命じられましたが(本件異動)、すぐに適応障害を発症し約1年間欠勤・休職しました。原告は、A保育園に復職し […]

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Case245 「強」に近い長時間労働と被災者の起こした事故を合わせて心理的負荷の強度を「強」として業務起因性を認めた事案・国・名古屋北労基署長(ヤマト運輸)事件・名古屋地判令2.12.16労判1273.71

(事案の概要)  本件は、本件会社でセンター長として勤務していた被災者が自殺したことについて、妻である原告が過労死として労災申請をしたところ業務起因性がないとして不支給決定となったため、その取消を求めた事案です。  被災 […]

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Case39 准教授から事務職員への職種変更命令を無効とした事案・学校法人日通学園(大学准教授)事件・千葉地判令2.3.25労判1243.101

(事案の概要)  大学准教授として勤務していた原告は、自律神経機能不全症の診断で休職した後、復職可能の診断書を提出して大学に復職を求めましたが、3回にわたり休職の延長を命じられたのち、事務職員として復職させる旨の職種変更 […]

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Case38 精神障害の増悪について「特別な出来事」が必要とする労災認定基準に縛られないとした事案・国・三田労基署長(日本電気)事件・東京高判令2.10.21労判1243.64

(事案の概要)  精神障害による自殺の事案で、労災不支給決定に対する取消訴訟です。  被災者は、メセナ(芸術文化支援)エキスパートとして社会貢献支援活動関係の企画・運営、広報活動等の業務を行っていましたが、平成20年4月 […]

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Case33 労災事故の約2年後に発症した精神障害も労災と認められた事案・国・一宮労基署長(ティーエヌ製作所)事件・名古屋高判令3.4.28労判1251.46

(事案の概要)  精神障害の労災不支給決定及び一部不支給決定に対する取消訴訟です。  原告は、平成24年10月に業務中に頭部を機械に挟まれる事故(本件事故)により、左眼眼球破裂等の傷害を負い、平成28年には、左眼につき光 […]

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Case22 きつ音症状のある労働者の自殺が労災と認められた事案・国・札幌東労基署長(カレスサッポロ)事件・札幌地判令2.10.14労判1240.47

(事案の概要)  労災不支給決定に対する取消訴訟です。  原告は、新人看護師であった息子が試用期間中に精神疾患を発症して自殺したのは業務が原因であるとして労災申請(遺族補償給付等)しましたが、労基署は不支給決定をしました […]

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