職種限定

今日の労働裁判例
Case326 三次救急の救急外科医につき職種限定を認め配転命令を無効とし就労請求権も認めた事案・地方独立行政法人市立東大阪医療センター(仮処分)事件・大阪地決令4.11.10労判1283.27

(事案の概要)  外科及び救急科専門医である本件労働者は、本件法人が運営する三次救急である救急救命センター(Aセンター)において外傷・救急外科医として勤務していました。  本件労働者は、Aセンターの所長と対立し、Aセンタ […]

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今日の労働裁判例
Case39 准教授から事務職員への職種変更命令を無効とした事案・学校法人日通学園(大学准教授)事件・東京高判令3.2.24

(事案の概要)  大学准教授として勤務していた原告は、自律神経機能不全症の診断で休職した後、復職可能の診断書を提出して大学に復職を求めましたが、3回にわたり休職の延長を命じられたのち、事務職員として復職させる旨の職種変更 […]

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今日の労働裁判例
Case21 黙示の職種限定合意を認め配置命令を無効とした事案・学校法人国際医療福祉大学(仮処分)事件・宇都宮地決令2.12.10労判1240.23

(事案の概要)  本件労働者は、病院の薬剤部責任者と大学の薬学部教授を兼任する者として本件法人に雇用されていましたが、本件法人は、本件労働者のハラスメント行為を理由として本件労働者の薬学部教授の地位を解任し、病院の薬剤師 […]

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