残業代

今日の労働裁判例
【残業代】スター・ジャパン事件・東京高判令和3年7月14日労判1325号52頁【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例30】新着!!

年収1000万円以上の経理課長が労働基準法上の「管理監督者」に該当するか否か、および未払割増賃金請求の可否が争点となった事案 労働弁護士による詳しい解説はこちら▼ https://suzukiyuta.jp/2025/0 […]

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【残業代】Case596 年収1000万円の経営課長の管理監督者性が否定された事案・スター・ジャパン事件・東京地判令3.7.14労判1325.52【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例】新着!!

【事案の概要】 本件は、被告Y社と労働契約を締結して就労していた経理課長である原告Xが、Y社に対して未払い残業代を請求した事案です。原告の給与は月額90万円から97万5185円(年収1080万円から1170万2220円) […]

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【残業代】Case589 テレビ番組制作業務における事業場外みなし制度の適用が無効とされるなどした事案・テレビ東京制作事件・東京地判令5.6.29労判1324.61

事案の概要  原告労働者は被告会社の従業員(副参事)としてテレビ番組制作業務に従事していました。原告は被告に対し、未払残業代及びそれに対する付加金、並びに48日間連続勤務や月100時間を超える時間外労働について安全配慮義 […]

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【残業代・労働時間】三菱重工長崎造船所事件・最一小判平成12年3月9日労判778号11頁【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例20】

作業服や保護具の着脱や準備行為等の時間が、使用者の指揮命令下に置かれていると評価できる場合に労働時間に含まれるかが争点となった事件。労働時間に関するリーディングケース。 労働弁護士による詳しい解説はこちら▼ https: […]

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【音声解説今日の労働裁判例10・残業代】テレビ東京制作事件・東京地判令和5年6月29日労判1324号61頁

被告(株式会社テレビ東京制作)に雇用されていた原告(労働者)が、被告に対し、未払いの法内超勤・時間外・休日割増賃金および付加金の支払いを求めるとともに、被告が行った懲戒処分の無効確認、ハラスメント等に基づく不法行為による […]

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【音声解説今日の労働裁判例7・残業代】クローバー事件・静岡地沼津支判令和5年3月27日労判1323号64頁

介護施設に勤務していた従業員(原告ら)が、使用者(被告)に対して未払いの残業代等の支払いを求めた事案。主な争点は、変形労働時間制の適用の有無と、割増賃金の算定基礎となる賃金の範囲。

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【残業代】Case585 半月毎のシフト表による1か月単位の変形労働時間制の効力が否定された事案・クローバー事件・静岡地沼津支判令5.3.27労判1323.64

1 事案の概要  原告労働者ら16名は被告会社が運営する介護施設で、施設長、訪問介護サービス提供責任者兼介護職、介護職などの職務に従事していました。被告の就業規則では休日は勤務シフトにより定めるとされ、賃金規程では職位手 […]

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【残業代】Case584 歩合給を運行時間外手当とする賃金規程の改定が不利益変更に当たり労働者の合意書があっても無効とされた事案・あさと物流事件・神戸地判令6.5.13労判1323.57

⑴ 事案の概要  原告Xは、被告である運送会社Y社に雇用されていました。Y社は、旧規定から本件規定へ賃金規定を改定しました。この改定により、旧規定にあった歩合給が廃止され、代わりに「運行時間外手当」が導入されました。運行 […]

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【音声解説今日の労働裁判例6・残業代】あさと物流事件・神戸地判令和6年5月13日労判1323号57頁

運送会社に雇用されていた従業員が、賃金規定の改定に伴う割増賃金等の差額の支払いを求めた事案。主な争点は、賃金規定の不利益変更の有効性と、新たに導入された「運行時間外手当」の割増賃金としての性質。

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【残業代】Case570 外国政府機関に対する残業代請求が民事裁判権免除の対象にならないとして認められた事案・イタリア共和国外務・国際協力省事件・大阪地判令5.3.22労判1322.48

(事案の概要)  本件は、被告イタリア共和国外務・国際協力省が日本で開設する本件会館の職員として勤務していた原告労働者(日本人)が、被告に対して残業代請求等をした事案です。  原告は、被告による本採用拒否の効力を争い地位 […]

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