パワハラ
Case162 完全予約制の美容院にて予約が入っていない時間に従業員が業務を行っていない時間が相当程度あるからといって労働から解放されていたとは言えないとした事案・ルーチェほか事件・東京地判令2.9.17労判1262.73
2022年7月28日
(事案の概要) 美容師である原告労働者は、被告会社の経営する美容院で働いていました。原告と会社との雇用契約は月給制であるものの所定労働時間や休憩時間は定められておらず、原告は店舗の営業時間に勤務していました。 原告は […]
【パワハラ、損害賠償】Case85 米国人上司のパワハラ等につき国の損害賠償責任が認められた事案・国(在日米軍厚木航空施設・パワハラ)事件・東京高判令5.6.28労判1327.61
2022年3月30日
(事案の概要) 原告労働者は、国に雇用され米軍厚木航空施設内の軍人および家族支援センター(FFSC)で勤務していました。 原告は、米国人上司から「あなたはうそつきだ。」「あなたの全てが気に入らない。」「あなたをクビに […]
【労災、過労死、過労自殺、精神障害、損害賠償、役員の責任】Case81 長時間労働とパワハラによる自殺につき加害者である上司、会社及び代表取締役の責任が認められた事案・サン・チャレンジほか事件・東京地判平26.11.4労判1109.34【百選10版14】
2022年3月23日
(事案の概要) 労働者のAさんは、ステーキ店の店長として、恒常的に1日12時間30分以上の長時間労働をしており、休日は数カ月に1度しかないこともありました。 被告エリアマネージャーは、Aさんが仕事上のミスをすると「馬 […]
【セクハラ、パワハラ、損害賠償】Case71 上司のセクハラ・パワハラについて、会社の使用者責任及び事後対応についての安全配慮義務違反が認められた事案・人材派遣業A社ほか事件・札幌地判令3.6.23労判1256.22
2022年3月1日
(事案の概要) 被告会社の支店長である原告(女性)の直属の上司であった被告専務取締役(男性)は、営業社員の研修後の飲み会の二次会で、原告に対して「ホテルに遊びに行っていいか」「抱いちゃおうかな」などと発言し、二次会終了 […]
【パワハラ、損害賠償】Case31 部下がメモをとることを制限したこと等がパワハラと認められた事案・長崎県ほか(非常勤職員)事件・長崎地判令3.8.25労判1251.5
2021年11月30日
(事案の概要) 長崎県の非常勤職員として任用された原告(女性)が、配属先の直属の上司(男性)から度重なるセクハラ及びパワハラを受け、適応障害を発症して労務提供が不能になったと主張して、長崎県及び上司に対して損害賠償(予 […]