2024年2月

2024年2月12日

（強制貯金）第十八条①　使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはならない。②　使用者は、労働者の貯蓄金をその委託を受けて管理しようとする場合においては、当該事業場に、労働者の過半数で […]

2024年2月12日

（前借金相殺の禁止）第十七条　使用者は、前借金その他労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺してはならない。～解説～ ⑴　金銭消費貸借契約と労働契約を完全に分離することによって、使用者が労働者に対して労働を条件に […]

2024年2月5日

（事案の概要）　被告大阪府立学校の教員として勤務してきた原告労働者は、過去に2回、卒業式の国家斉唱の際に起立斉唱しなかったことを理由に戒告処分を受けていました。原告は、定年を迎えるに当たり、教育委員会から校長を通じて […]

2024年2月4日

（賠償予定の禁止）第十六条　使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。～解説～ ⑴　労働者に関する違約金の定めや損害賠償額の予定を禁止する条文で、労働者が自由意思を拘 […]

2024年2月4日

（労働条件の明示）第十五条①　使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省令で定める事項については […]

2024年2月3日

（契約期間等）第十四条①　労働契約は、期間の定めのないものを除き、一定の事業の完了に必要な期間を定めるもののほかは、三年（次の各号のいずれかに該当する労働契約にあつては、五年）を超える期間について締結してはならない。一　 […]

2024年2月3日

(この法律違反の契約）第十三条　この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となつた部分は、この法律で定める基準による。～解説～ ⑴　労基法の強行法規性 […]

2024年2月3日

第十二条①　この法律で平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前三箇月間にその労働者に対し支払われた賃金の総額を、その期間の総日数で除した金額をいう。ただし、その金額は、次の各号の一によつて計算した金額を下つては […]

2024年2月1日

（事案の概要）　被告会社で勤務する原告労働者の賃金は、月３７万６５００円（基準給２３万、能力給３万２０００円、裁量労働手当５万７５００円、技能手当２万７０００円、住宅手当３万）でした。　会社は、原告の賃金を、月２２万 […]