無期転換
【非正規格差】学校法人明徳学園事件・京都地判令和7年2月13日労判1330号5頁【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例32】新着!!
専任教員との間の賃金格差の適法性(不法行為の成否)が争点となり、特に有期雇用教員の賃金が専任教員に比べて不合理に低いことが不法行為を構成すると判断された事例 労働弁護士による詳しい解説はこちら▼ https://suzu […]
【非正規格差】Case597 常勤講師と非常勤教員の賃金格差が不合理であるとし無期転換後の格差も含めて不法行為に当たるとした事案・学校法人明徳学園事件・京都地判令7.2.13労判1330.5【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例】新着!!
【事案の概要】 原告労働者Xは、2010年4月から2022年3月まで被告学校法人Yが運営するA高等学校の常勤講師として有期雇用契約で勤務していましたが、2022年4月1日付けで無期労働契約に転換すると同時に、事務職員であ […]
【労働者性】国立大学法人大阪大学事件・大阪地判令和7年1月30日労判1329号5頁【労働弁護士が選ぶ今日の労働裁判例26】
非常勤講師が労働契約法上の「労働者」であること自体を否定し、それに伴う無期転換の適用も認めなかった事例
【非正規格差】Case415 無期契約労働者と有期契約労働者との間の家族手当・住宅手当・精勤手当の差異が旧労契法20条の不合理な格差に当たるとされ無期転換後の損害賠償責任も肯定された事案・井関松山製造所事件・高松高判令1.7.8労判1208.25
(事案の概要) 被告会社と有期雇用契約を締結していた原告労働者らが、無期契約労働者との間に、就業規則上、下記労働条件の相違があることが旧労契法20条の不合理な格差に当たるとして損害賠償請求した事案です。 原告らに適用 […]
【非正規格差】Case414 無期契約労働者と有期契約労働者との間の物価手当の差異が旧労契法20条の不合理な格差に当たるとされ無期転換後の損害賠償責任も肯定された事案・井関松山ファクトリー事件・高松高判令1.7.8労判1208.25
(事案の概要) 被告会社と有期雇用契約を締結していた原告労働者らが、無期契約労働者との間に、就業規則上、下記労働条件の相違があることが旧労契法20条の不合理な格差に当たるとして損害賠償請求した事案です。 原告らに適用 […]
【無期転換】Case328 大学講師への10年特例の適用を否定して無期転換を認めた原判決を破棄した最高裁判例・学校法人羽衣学園(羽衣国際大学)事件・最一小判令6.10.31労判1322.5
(事案の概要) 原告労働者は、被告学校法人と雇用期間を3年間とする有期雇用契約(本件雇用契約)を締結し、法人が運営する大学において介護福祉士養成課程の授業を担当していました。 本件雇用契約は3年間更新されましたが(通 […]
Case248 無期転換権行使後の解雇が無効とされた事案・DRPネットワーク事件・東京地判令4.2.25
(事案の概要) 原告労働者は、平成25年4月1日に被告会社と有期雇用契約を締結し、更新を重ねてきました。原告は、平成31年4月1日付けで契約を更新した後、令和元年12月16日に無期転換権を行使しましたが、会社は原告に対 […]
Case148 有期雇用契約締結前の訓練契約を含めると有期雇用契約が通算5年を超えているとして無期転換権の行使を認めた事案・ケイ・エル・エム・ローヤルダツチエアーラインズ事件・東京地判令4.1.17労判1261.19
(事案の概要) 原告労働者ら3名は、オランダの航空会社である被告会社と訓練契約を締結し約2か月間客室乗務員としての訓練を受けた後、会社と3年間の有期雇用契約を締結し、その後2年間契約を更新しました。訓練期間中は訓練手当 […]
【雇止め、無期転換】Case102 授業のみに従事する大学の非常勤講師が無期転換の例外の「研究者」に当たらないとされた事案・学校法人専修大学(無期転換)事件・東京高判令4.7.6労判1273.19
(事案の概要) 原告労働者は、平成元年から語学の授業を担当する非常勤講師として被告法人と有期雇用契約を更新し続け、労働契約法18条1項に基づき無期転換の申込みをしましたが、被告法人は、無期転換申込権を認めない取扱いをし […]
無期転換ルールって何?
1 無期転換ルールとは 無期転換ルールとは、平成25年4月1日施行の改正労働契約法で新設された、有期労働契約(期間の定めのある労働契約)が5年を超えて更新された場合に、労働者の申込みにより、無期労働契約(期間の定めのな […]